何かを買う前に口コミをチェックする人は76%!口コミ利用に関する実態とは

ECサイトで商品を購入する際に、口コミをチェックするという方も多いのではないでしょうか。

口コミはユーザーにとって貴重な情報源で、商品を購入する際の重要な判断材料となっています。事業者としても、口コミを有効活用しておきたいもの。

そこで今回は、市場調査のデータを用いて、ECでの口コミ利用の実態について考察していきます。口コミの「リアルな」現状をチェックして、サイト運営の参考にしてください。

ECサイトでの口コミ利用の現状は?

まずは、ECサイトで実際のどの程度口コミが利用されているのかを見ていきましょう。

今回は株式会社クロス・マーケティングが行った「オンライン上の口コミ利用に関する実態調査」を参考に分析していきたいと思います。

>参考資料:オンライン上の口コミ利用に関する実態調査

商品購入に口コミを利用する割合は?

はじめに、ECサイトで商品やサービスを購入する際に、どの程度人が口コミを利用しているのか見ていきます。

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こちらは、「商品の購入を検討する際に口コミを見るか?」という質問に対して回答です。これを見ると、「よく見ている」が全体の23.1%、「たまに見ている」が52.8%という結果となりました。

「よく見ている」「たまに見ている」をあわせた数字は75.9%で、全体の約76%が商品やサービスの購入時に口コミを参考にしていることが分かります。

口コミを利用する理由やシチュエーションは?

では、ECでのショッピングで口コミを利用する理由はどこにあるのでしょうか?

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「オンライン上で口コミを見る理由は?」という質問に対して、もっとも多かった回答は「あとで後悔したくないので、いろいろな情報を見ておきたい」が55.4%となりました。

次いで「商品やサービスを比較したい」(47.2%)、「価格を比較したい」(46.9%)という比較材料として利用したいという回答も多く見られました。

また、同4位には「買い物で失敗したくないから」(45.5%)という回答が上位にきており、1位に後悔したくないと同様、ネットショッピングでは慎重に購入を検討するユーザー心理が窺えるでしょう。

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こうしたユーザー心理は、口コミを利用するシチュエーションからも見て取れます。

「どのようなときに口コミを見るか?」という質問に対して、「買ったことのない商品を購入するとき」という回答が68.8%ともっとも多くなりました。また、同4位には「利用したことがないサービスを利用するとき」が44.4%でランクインしており、先ほどの「後悔したくない・失敗したくない」という調査結果とも合致しています。

口コミ情報が最終的な購買行動に与える影響は?

さて、ここまでECサイトでのショッピングで口コミを参考にするユーザーが多いという結果が出ましたが、最終的な購買行動へ与える影響はどうなっているのでしょうか?

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「口コミ情報は最終的に購入に影響を与えますか?」という質問に対して「口コミは参考にするが自分で店頭に行ってから、もしくは購入ページで確認して決める」という回答が全体に73.1%に達しました。

これは「いつも口コミを参考にして購入する」の24.1%と比較すると大きな違いで、口コミはあくまでも購入に際しての判断材料の1つという捉え方ができます。

一方で気になるのが、ECショッピングのヘビーユーザーの回答。こちらのユーザー層では全体の42.9%が「いつも口コミを参考にして購入する」と回答しており、ネットショッピングに馴染みあるユーザーほど口コミ情報を参考にしていることが窺えます。

また、女性の18~29歳の若年層では34.5%が同様に回答しており、特筆すべきポイントでしょう。

ECサイトで口コミ書き込みの現状は?

ここからは、ECサイトに「口コミを書き込む」という行動についてのデータを見ていきましょう。

ECでの書き込み率は28%

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「商品やサービスに関して、オンライン上で口コミを書き込むか?」という質問に対して、ECサイトでは約28%が「いつも書き込んでいる(2.9%)」「たまに書き込んでいる(25.0%)」と回答しました。

書き込んでいないと回答した割合が72.1%だったことからすると、口コミを書き込むユーザーは少ないことが分かります。

とくにSNSは各ツールとも書き込んだことがないとする回答が90%前後となっており、口コミとの相性はやや悪いようです。

口コミを書き込む理由は?

では、口コミを書き込む理由はどうなっているでしょうか?

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「オンライン上で口コミを書き込んでいる理由についてあてはまるものは?」という質問で、もっとも多かったのは「自分の体験を他人に伝えたいから」で37.6%なっています。

次いで、書き込みによる「ポイントや割引がほしいから」が25.4%という結果となりました。また、同4位には「備忘録として使っている」という回答が16.8%となっており、自分用のメモとして口コミを活用するユーザーも多いようです。

まとめ

今回は、ECサイトでの口コミ利用に関する実態を、市場調査のデータを元に考察してみました。

口コミを利用する理由として「商品やサービスを購入する際に後悔・失敗したくない」という理由がもっとも多く、ネットショッピングに対して慎重なユーザー心理が窺えました。一方で、これは口コミがユーザーにとって重要な情報源となっており、EC運営においては積極的に活用する価値があることが分かります。

ポイントや割引といったキャンペーンを通じて口コミを促す施策や、記入フォーマットを工夫するなどして、口コミを書き込みやすい環境を用意するのも効果が期待できるでしょう。

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