アドレサブル広告とは?顧客データを活用した新しいWeb広告

Webマーケティングの世界では、より精度の高い広告配信を行うことで、費用対効果を高める取り組みが進められています。そんな中で近年注目を集めているのが「アドレサブル広告」です。アドレサブル広告とは、企業の顧客データを元に広告配信を行う手法のこと。

今回は、新しいWeb広告の1つに数えられる、アドレサブル広告の概要や活用方法についてご紹介します。

アドレサブル広告とは?

アドレサブル広告とは、企業が持つ顧客データを元に広告を配信する手法のことをいいます。

アドレサブルは英語のAddress(アドレス)に由来するもので、ユーザーを「特定して」広告を配信する特徴からこうした名称が付けられました。広告に顧客データ(CRMデータ)を活用することから、CRM広告配信と呼ばれることもあります。

アドレサブル広告のメリットとは?

では、アドレサブル広告の特徴とも呼べるメリットはどこにあるのでしょうか?

1つは、費用対効果が高いということ。自社の顧客データを用いて広告を配信するということは、自社の商品やブランドに効果的な広告を打つことができます。これまでのように、「化粧品業界」や「健康食品業界」といった大きな枠組みで広告を配信するのではなく、自社の顧客と類似傾向のあるユーザーにピンポイントでアプローチすることが可能です。とくに、優良顧客を分析してターゲティングを行えば、コンバージョンに繋がりやすいターゲットを対象として広告を配信できるでしょう。

また、自社のデータを利用するということは、他社との差別化を図ることにも繋がります。不特定多数に向けたありきたりな広告で他社の広告に埋もれることなく、ターゲットを絞った独自性のある広告運用が可能となるでしょう。

具体的なアドレサブル広告の活用方法は?

考えている女の子

では、具体的にアドレサブル広告の活用方法について見ていきましょう。アドレサブル広告の活用方法を分類すると、新規顧客向けと既存顧客向けの2種類に分けることができます。

新規顧客へのアプローチ

アドレサブル広告を使って新規顧客をアプローチする方法として、自社ユーザーと似通ったターゲットに広告を配信する手法が挙げられます。自社ユーザーのデータを分析すれば、どのようなユーザー層が商品を購入しているか鮮明にすることができます。こうしたデータを元に、似通ったターゲットに狙いを絞って広告を展開していきましょう。

すでにある成功例を元にアプローチを行うことから、より結果に繋がる広告効果を得ることが可能です。このように、ターゲット選定において力を発揮するのは、アドレサブル広告の特徴の1つでしょう。

既存顧客へのアプローチ

既存顧客へのアプローチには、どのような方法が挙げられるでしょうか?

例えば、とあるキャンペーンの広告を展開することで、リピート購入や休眠顧客の再販を促します。ポイントとなるのは、掲載する広告を「既存向け」に作成するということ。一般的な広告では不特定多数をターゲットとしますが、アドレサブル広告なら既存向けにピンポイントで広告を届けることができます。これも自社データを元にアプローチできるアドレサブル広告ならではのポイントでしょう。

アドレサブル広告に対応している広告媒体は?

ここまでアドレサブル広告の特徴や活用方法についてご紹介してきました。では、実際にアドレサブル広告に対応している広告媒体には、どのようなものが挙げられるのでしょうか?

1.Facebookカスタムオーディエンス広告

Facebookカスタムオーディエンス広告

Facebookカスタムオーディエンス広告では、メールアドレスと電話番号を元にユーザーリストを作成し、類似したユーザーへと広告を配信します。

Facebookは個人の趣味や志向が出やすい媒体として知られており、アドレサブル広告がより効果を発揮する媒体と呼べるでしょう。また、広告掲載先として信頼度が高いことから、自社のブランディングにも役立てることが可能です。

2.Instagram広告

インスタグラム広告

Instagram広告も、基本はFacebookと同じ仕組みを用いています。ポイントは、より視覚的なアプローチが可能だということ。これはインスタの写真や動画を中心としてツール文化によるもので、広告展開に幅を持たせることができるでしょう。

3.Googleカスタマーマッチ広告

Googleカスタマーマッチ広告

Googleの強みは、GoogleやGmail、Youtubeといった広告の出稿先が多様な点です。ユーザーリストもメールアドレスと電話番号のみで作成できるため、手軽に複数のアプローチ方法を導入することができるでしょう。

4.Twitterティラードオーディエンス

Twitterティラードオーディエンス広告

Twitterティラードオーディエンスでは、拡散性の高いツールの特徴を活かした広告配信が可能となります。自社アカウントの宣伝やキャンペーン展開にも有利で、独自性のあるアプローチができる点も強みと呼べるでしょう。

5.YDN広告(ヤフーディスプレイネットワーク)

YDN広告(ヤフーディスプレイネットワーク)

ヤフーでアドレサブル広告に対応しているののが、YDN広告(ヤフーディスプレイネットワーク)です。メールアドレスをフックにヤフーの顧客情報とマッチングし、ユーザーの行動履歴に合わせた様々な広告展開が可能です。

まとめ

今回は、注目を集めるWeb広告の1つ「アドレサブル広告」についてご紹介しました。アドレサブル広告とは、自社が持つ顧客データを元に広告を配信する手法で、より精度の高いマッチングが可能となることから、費用対効果の向上が期待できます。

また、新規顧客はもちろん、既存顧客へアプローチできる点も、この手法の強みでしょう。よりピンポイントで効果の高い広告を配信したい場合は、自社でアドレサブル広告の導入も検討してみましょう。

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