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EC担当者なら知っておきたい便利なフレームワーク

EC担当者のみなさんこんにちは。

今回はECサイトで活用できる「フレームワーク」についてご紹介します。フレームワークとは、ビジネスに取り組む上での戦略を分析し、練り上げるために使われる「ひな型」のこと。多くの企業で取り入れられていますが、EC業界でも広く用いられています。

今回は、数あるフレームワークの中から、EC担当者が知っておくと便利なフレームワークを厳選してご紹介。それぞれの考え方や、活用方法についてこの機会に学んでみましょう。

フレームワークとは?

フレームワークとは、ビジネス上の戦略や分析、組織構築などを目指すために用いられるひな型のことです。ビジネスにおける「公式」のようなものとイメージすると分かりやすいかもしれません。

EC業界では、スピード感のある事業運営が求められますが、その際にフレームワークを用いることで、より効率的に生産性を高めることができます。

また、新しいアイデアの発見や、ブラッシュアップに用いることもできるため、より質の高いサービス提供を可能としてくれるでしょう。

EC担当者向け!8つのフレームワーク

さっそく、EC担当者が知っておきたい8つのフレームワークについて見ていきましょう。

今回は大きく、「マーケティング戦略」・「経営戦略」・「組織改革」の3つの視点からフレームワークを紹介していきます。

【マーケティング】1.AISAS

まずご紹介するのは「AISAS(アイサス)」です。

AISASとは、「Attention(認知)」「Interest(関心)」「Search (検索)」「Action(購買)」「Share(共有)」の5つの頭文字を取ったもので、ネット時代に適したフレームワークとして注目されています。

ユーザーは、商品を知り関心を持つと、検索をおこない購入に至ります。その後、SNS等を通じて共有するという行動プロセスを取るというのが、AISASの考え方です。事業者はこのプロセスに合わせたマーケティング戦略を行うことで、より効率的な事業運営に繋げることができます。

従来までは「Attention(認知)」「Interest(関心)」「Desire(欲求)」「Memory(記憶)」「Action(購買)」という行動プロセスを前提としたAIDMA(アイドマ)という考え方が主流でしたが、ネットが本拠地となるECではAISASの方がより実用度が高いと言えるでしょう。

【マーケティング】2.ペルソナ

「ペルソナ」は、ターゲットとなる顧客の情報を収集し、鮮明な「架空の顧客」を作り出してマーケティングに反映させる手法です。

顧客に関する属性情報はもちろん、ライフスタイルや消費行動を具体的に設定することで、ユーザーのニーズに合った商品開発やアプローチが可能となります。また、社内でターゲット像を共有できることで、仮設や戦略を立てやすくなる点も、このフレームワークの特徴です。

【マーケティング】3.カスタマージャーニーマップ

「カスタマージャーニーマップ」は、消費者の購買プロセスを旅(ジャーニー)になぞらえて分析を行うフレームワークの手法です。

消費者の心理や行動を事系列で可視化することで、ユーザーのニーズを深く理解した上でのアプローチが可能となります。先ほどご紹介したペルソナを設定し、ユーザーが商品に出会ってから購入に至るまでのそれぞれのポイントでのアクションを検討します。

【経営戦略】4.SWOT分析

続いて経営戦略に関するフレームワークを見ていきましょう。

「SWOT分析(スウォット)」は企業の現状を4つの視点から分析し、どのような戦略を練るかを計画する際に用いられます。

具体的には、「Strength(強み)」・「Weaknesses(弱み)」・「Opportunities(機会)」・「Treats(脅威)」の4点を2×2のマトリクスに当てはめ、それぞれの項目を具体的に分析していきます。企業の強みと弱みだけでなく、内部環境・外部環境をクロスして分析することで、より詳細な現状把握と戦略に役立てることが可能です。

【経営戦略】5.4P分析

4P分析は、ECサイトの運営には効果的なフレームワークの1つです。

「Product(製品)」・「Price(価格)」・「Place(流通)」・「Promotion(販売促進)」の4つのPを軸に分析を行います。EC事業に欠かせないプロセスが全て網羅されており、それぞれの項目を組み合わせて分析を行うことで、自社の課題や他社との比較に役立てることが可能です。

例えば、「製品は40代向けなのに、販売促進は20代向けになっている」、といったように4つのそれぞれの項目の整合性を見ることで、現状を的確に把握することができるでしょう。

【経営戦略】6.ポジショニングマップ

「ポジショニングマップ」とは、自社のサービスや商品のポイントとなる項目を、縦軸と横軸に設定し、自社が現在どのポジションに位置しているのかを分析する手法です。

例えば、縦軸に価格帯(高価or低価格)、横軸にブランドの志向(高級orカジュアル)などを設定し自社や競合他社がどこに位置するかマッピングを行います。こうすることで、業界におけるポジションや、自社が差別化を図るにはどのポジションが狙い目なのかをはっきりさせることが可能です。

現状分析とともに、今後の戦略を検討できる手法としておすすめのフレームワークです。

【組織改革】7.KPIツリー

企業が目標達成を目指す際に効果的なのが「KPIツリー」です。

KPIとは「重要業績評価指標」のことで、ゴールとなるKGI(重用目標達成指標)への具体的な取り組みや目標値のことをいいます。

KPIツリーでは、この具体策をツリー状に構成して可視化。ゴールまでのロードマップを、一目で確認することができる仕組みです。

ECサイトであれば、ゴールとなる売上目標に対して、どれくらいのユーザー数やアクセスが必要なのかといった項目を定めることで、より具体化することができるでしょう。

【組織改革】8.PDCA

フレームワークとしてはすっかりお馴染みとなった「PDCA」も、EC事業に取り組むならしっかり取り組んでおきたいポイントです。

「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Action(改善)」の4つのステップを繰り返すことで、作業の効率化や生産性の向上を目指す考え方ですが、日々スピード感を持って事業に取り組まなければならないEC業界では必要不可欠なサイクルです。

基本的なフレームワークとして見過ごされがちですが、あらためてこの考え方を意識してみましょう。

まとめ

今回は、ECサイトの担当者が知っておきたい、フレームワークについてご紹介しました。

フレームワークは、単に事業の効率化や生産性の向上を目指すためでなく、現状の分析やこれからの展望を考える上でもとても役立つ考え方です。さまざまなフレームワークを用いることで、自分達の強みや弱みはもちろん、業界の動向や狙い目なども鮮明化できます。

フレームワークを用いて次なる一手が閃いても、それを形にできなければ売上に繋げることはできません。リピストは、単品通販に特化したEC構築向けサービスとして豊富な機能を揃えています。

自社の目指すサイト運営をしっかり形にできるリピストで、売上の拡大を目指していきましょう。

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