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健康食品ECで広告出稿するなら必ずチェックしたい「広告ガイドライン」

健康食品ECで広告出稿するなら必ずチェックしたい「広告ガイドライン」

健康食品ECを運営されている皆さん、広告出稿の際にきちんと広告ガイドラインを守っていますか?
健康食品の広告には厳格な基準が定められており、「虚偽」や「誇大表示」に十分配慮する必要があります。

今回は、健康食品ECにおいて広告出稿する場合のチェックポイントをご紹介します。誤った認識は法律に抵触するだけでなく、ユーザーからの信頼を失うことになりかねません。この機会にしっかり確認しておきましょう。

どうしてECでの広告出稿に注意が必要なのか?

ECサイトはWeb媒体を中心に、広告を出稿する機会が多いビジネス形態です。そのため少しでもユーザーの興味・関心を引くために、ついついインパクトの強い広告を出稿してしまいがちです。

しかし、こうした広告での表現は、法律やガイドラインできちんとしたルールが定められています。
中でも健康食品ECは、取り扱う商品が健康に対して影響を及ぼす可能性があるため、法律で厳格な基準が定めらている分野の1つ。

そのため、ECサイトで健康食品を取り扱う運営者は、広告表現がルール違反にならないよう、しっかりとした広告ガイドラインを定めておくことが大切です。

健康食品ECの広告出稿に重要な2つの法律

広告出稿に重要な2つの法律

健康食品分野では、さまざまな法律が定められていますが、とくに広告出稿において重要なのが「健康増進法」と「景品表示法」です。

健康増進法は健康食品に関する「製造や販売」について定められた法律です。

一方の景品表示法では、健康食品に関する「表示方法や販売方法」について定められています。自社で健康食品ECの広告ガイドラインを構築するには、この2つの法律がとくに重要となってくるでしょう。

健康食品ECでの広告出稿の5つの注意点

それでは、具体的に健康食品ECの広告出稿の注意点を見ていくことにしましょう。
今回の注意点は、消費者庁が作成した『健康食品に関する景品表示法及び健康増進法上の留意事項について』を参考に見ていくことにします。

→詳細は『健康食品に関する景品表示法及び健康増進法上の留意事項について』

1.健康食品の効果・効能に言及しない

広告出稿における1つ目の注意点は、健康食品の効果や効能に関して言及しないということです。

例えば、「これでガンが治ります」「血糖値が下がります」といった広告での表現は、病気が治療できる、といったイメージを消費者に植え付けてしまう恐れがあります。

健康食品は医薬品ではないため、症状そのものが治癒するような働きはありません。そのため、病気が治る・改善するといった効果・効能に言及するような広告表現は掲載しないようにしましょう。

2.病気の治癒や改善を暗示する表現は用いない

健康食品ECにおける広告出稿で多いのが、効果・効能には言及しないものの、暗にその商品を飲むことで症状が改善するような表現を用いてしまうことです。

例えば、血糖値のコントロールに関して「もう糖を気にしなくて大丈夫」「糖分を制限されている方をサポート」といった表現は血糖値の改善やコントロールに効果があることを暗示させます。こういった表現を広告に用いないことも、広告ガイドラインにしっかり明記しておきましょう。

病気の治癒や改善を暗示する表現は用いない

3.最上級の表現を使わない

最上級の表現を用いることも、健康食品の広告ではNGです。

最上級の表現とは、「最高のダイエットサプリメント」「最上級のミネラル成分」といったもの。こうした表現は、商品に関する正確な情報を曖昧にし、消費者に誤解を与える恐れがあります。

この他にも「日本一」「業界最高水準」といった表現も、曖昧さを助長するものです。広告出稿をする際はこうした表現がないか(使用する根拠はあるのか)しっかりと確認しておきましょう。

4.誤解を与える価格表示をしない

健康食品ECでは、定期購入や初回購入のタイミングで割引キャンペーンを展開します。このキャンペーンの価格表示に関しても、自社の広告ガイドラインに明記しておきたい項目です。

例えば、

・「初回購入無料」と書いてあるにも関わらず、実際は3ヵ月以上の定期購入が必要なキャンペーンだった
・「通常価格3,000円が今だけ980円!」と表示されていたのに、過去に3,000円で販売した実績がない
・「期間限定50%オフ!」と記載されているのに、実際は期間を定めていない(常時割引している)

このような価格の表示に関する広告表現も、厳しくチェックしておきましょう。

誤解を与える価格表示をしない

5.画像やグラフのトリミングで誤解を与えない

健康食品ECでは、広告に画像やグラフをトリミングして掲載することがあります。その際、画像やグラフの一部をトリミングして扱うことで、消費者に誤解を与えてしまう場合があります。

例えば、ダイエット広告などで見かけるBefore・Afterの画像。お腹周りが大きい画像と、すっきりと凹んだ画像だけを並べて掲載すると、まるでこの商品を飲むだけでダイエットに効果があると感じさせてしまいます。きちんとした根拠もなく、こうした画像だけを掲載するのは違反です。

その他にも、血糖値の増減をグラフで表示することで、暗に健康食品の効果を訴えかけるようなものもNGと言えるでしょう。

まとめ

今回は、健康食品ECでの広告出稿における注意点をご紹介しました。

健康食品を販売する際は、消費者に虚偽や誤解を与えるような広告は出稿しないことが大切です。「法律で定められている」という理由はもちろんですが、一度失った消費者の信頼を取り戻すには、途方もない労力が必要となります。
とくに健康食品分野では、二度と商品を購入してくれない可能性が大きいでしょう。

こうした最悪のケースに陥らないためにも、自社でしっかりと広告ガイドラインを作成し、出稿時のチェック体制を整えておきましょう。

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