10/20~11/9 注目のECニュースをピックアップ

今回の「お役立ちITニュース」は、ECに役立つ調査ニュースを中心にピックアップ。

EC事業者にとって、ユーザーのニーズを客観的に伺える調査情報は気になるもの。さっそく注目のニュースをみていきましょう。

「#ハロウィン」から見える市場ニーズとは

日本でもすっかり定番のイベントに定着したハロウィン。そのイベントの盛り上がりの一翼を担うのが、SNSの存在です。

株式会社ハッシュアウトは、インスタグラムで「#ハロウィン」がつけられた投稿について調査。2017年の9月12日~10月29日の調査期間のあいだ、#ハロウィンがつけられた投稿は138,472件。投稿人数は40,871人にものぼりました。

調査結果の中でもとくに興味深いのが、投稿数の推移。調査期間中に#ハロウィンの投稿は常に一定数をキープし、イベント当日だけでなく準備段階からSNS上での盛り上がりをみせていました。

EC業者にとってSNSでのマーケティングは、すでに欠かせないものとなっています。今回の調査では、イベントの当日だけでなく、準備段階など「イベント前」の市場ニーズも高いことが明らかとなりました。先を見据えたアプローチは、イベント戦略に一環として欠かせないものと呼べそうです。

>>【調査】インスタグラムでハッシュタグ【#ハロウィン】が使われた投稿を調査してみた(9月12日~10月29日)

ZOZOTOWNの出した送料の答えは「一律200円」

前回のニュース記事でもご紹介した、ZOZOTOWNの送料「自由」の話題。

10月1日にスタートしたこの独創的な試みは、配送料アップに揺れるEC業界でも大きな話題となりました。そんなZOZOTOWNが約1ヵ月の取り組みから導き出した新たな送料が、「一律200円」。

送料自由期間にサービスを利用したユーザーの43%が、送料0円を利用。また、全国平均は96円、もっとも高かった福島県でも111.73円となるなど、送料に対してのユーザーのシビアな目線が明らかとなりました。

ZOZOTOWNでは今後、将来的に送料100円を目指し努力していくことも発表。ユーザーが求める金額(全国平均96円)に近づけることを目指していくとのこと。今回ZOZOTOWNが仕掛けた一連の行動は、ユーザー側に「物流コスト」を意識させる画期的なものでした。物流改革の流れに、ユーザーの意見を参加させた意味は、とても大きいと言えるでしょう。

>>ZOZOTOWN、「送料自由」の試験導入結果をうけ11月1日より送料を「一律200円」に変更

>>ZOZOTOWN、「送料自由」の利用状況を公開 平均送料は96円、送料0円が設定された注文の割合は43%

ユーザーとの「つながり」と「温度感」がECの鍵

Marketing Research Campは、17年9月の月次調査を発表。調査では、SNSや商品の梱包に関して、興味深いユーザー心理が発表されました。

ECサイトから商品を購入した人の中で、SNSの投稿をきっかけに商品を購入した経験がある人は、全体の38.2%。また、インスタ利用者の47.6%、ツイッターの41.6%が、「商品購入ボタンがあれば、使ってみたい」と回答。この数値から、SNSマーケが、ユーザーの購入意欲を刺激していることが伺えます。

また、商品の梱包では、女性ユーザーの52.2%が、ショップからの手紙など「つながり」を感じられるものに好印象を持つと回答しました。

ECサイトでは、店員とユーザーが直接顔をあわせることがないため、互いの「つながり」を感じるアプローチに好感が持たれます。SNSや手紙によって育まれた「つながり」は、ユーザーが求める「温度感」のある買い物の好例と呼べるでしょう。

>>Instagram利用者の約半数は、「商品購入ボタンを使ってみたい」

調査や分析データの裏にあるユーザー心理を掘り下げる

今回は、EC事業者にとって気になるユーザー心理の話題を、調査ニュースを中心にご紹介しました。ECサイトにとって重要なWebマーケティングでは、ユーザー心理を意識したアプローチが鍵となります。

調査結果や分析結果のデータの裏に、どんな心理的な背景があるのか掘り下げることで、より効果的な施策を投入することができます。顔が見えないECサイトだからこそ、より人間らしい「温度感」あるアプローチを目指していきましょう。

単品通販をはじめるならリピスト