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ECサイトっていったい何?

ネットショップの宣伝方法

楽天やAmazonなどを利用したことがある人は、” ECサイト”という言葉を聞いたことがあると思います。

とはいっても、ECサイトの種類や市場の規模、作り方など、まだまだ知らないことも多いはずです。

そこで今回は、ECサイトに関する基礎的な知識をまとめてみました。

ECサイトの定義

ECサイトとはElectronic Commerceの略で、電子商取引と訳されます。一言でいえばECサイトとは、インターネット上で商品・サービスの売買ができるサイトです。
身近な例だと、国内最大規模のオンラインショッピングサイトである楽天やAmazonなどがあります。

物理的制約に制限されず、クリック1つで簡単注文できることから、高齢化が進む日本でT益々重要になっていくでしょう。

ECサイトの種類

一口にECサイトと言っても、いくつかの種類に分けられます。
B to B、B to C、そしてC to Cです。

B to CとはBusiness to Consumersの略称で、企業と一般消費者の間での商取引のこと。ECサイトのタイプで最も多いのがこのB to Cで、アパレル、食品、化粧品などの商品が売買されています。

B to Bとは、Business to Businessの略で、企業間の購買取引を指します。取り引きされる商品は、製品に必要な原料、ビジネスに使うソフトウェアなど。注文数と取引額は、BtoCとは比較にならないほど大きくなります。

そして、最近急速に勢いを増してきているのが、最後のC to CタイプのECサイトです。C to CとはConsumers to Consumersの略で、個人間の取引のこと。

爆発的なヒットを記録しているフリマアプリ「メルカリ」が代表例で、専門的な知識がなくても、誰でも気軽に商品を売買できます。

3つのタイプの中で一番多いのが、B to CタイプのECサイトです。
私たちがECサイトと聞いたら思い浮かべる、楽天やAmazonもこのタイプに属します。

EC市場の現状

EC市場の現状もチェックしておきましょう。EC市場は近年急速に成長してきており、今後もこのトレンドは続くことが予想されます。

経済産業省の「平成 27 年度我が国経済社会の 情報化・サービス化に係る基盤整備 (電子商取引に関する市場調査) 報告書」によると、2015年度のB to C (Business to Consumers)のECの市場規模は、13兆7746億円を記録しました。

分野別だと物販系が7兆2,398億円と、B to Cの市場規模全体の半分以上。ただし伸び率を見ると、サービス系(旅行、飲食、金融など)とデジタル系(電子出版、オンラインゲームなど)が物販を上回るスピードで成長しています。

表

2020年にはEC市場規模は20兆円にまで届く

と予想されているので、これからもEC業界の動向は要チェックです。

一方のB to BのEC市場規模は、広義と狭義の2つに分類され調査されました。経済産業省の同調査によると、広義B to Bは288 兆 2,950 億円、狭義B to Bは202 兆 5,260 億円(2015年)と、B to Cとは比べものにならない規模の取引がされていることがわかります。

ECサイトを始めるには

「ECサイトに興味がある」「インターネットで商品を売りたい」という人は、少なくないと思います。

ECサイトも個人で簡単に始められる時代になりました。
その気になれば、ほとんどお金をかけずにECサイトを始めることも可能です。

では、どのようにして自分のECサイトを作ることができるのでしょうか?

ECサイトを作る方法は主に5つあります。オープンソース、インスタントEC、モール、ASP、そしてフルスクラッチです。

オープンソース

オープンソースとはインターネット上で無料公開されているソースコードのこと。使用料はかからず、用意された機能やテンプレートをそのまま利用すれば、費用を低く抑えられます。

ただし他ショップと差別化するためには、オリジナル性のあるサイトを構築しなければなりません。売れるECサイト構築のための、諸機能のカスタマイズには費用がかかることは頭に入れておきましょう。

オープンソース型の代表格はEC-CUBE、Zen Cartなど。WordPressも、カートシステムのWelCartと連携させることで、ECサイトの構築を行うことができます。個人でサイト運営したい方や小規模から始めたい企業にオススメです。

インスタントEC

インスタントECとは、簡単かつ無料でEC構築できるサービス。Stores.jpやBASEが国内では最大のシェアを誇っています。ショップの開店費用はもちろんのこと、月額使用料や手数料もかかりません。

また豊富なデザインが用意されているので、自分の好みにあったECサイトを開くことができます。

しかし、ショップを開設するだけでは集客は見込めないので、集客にはブログやSNSでの宣伝・ブランディングが重要です。

モール

モールとはWeb上の仮想商店街のことです。

1つのモール型ECに、数多くのショップ出店し商品を販売します。モール型の代表格である楽天やAmazonは非常に有名なので、集客力に関しては他の方法よりもメリットは大きいでしょう。

ただしモールに出店しているショップの数は膨大です。商品を売るためには他ショップとの激しい競争に勝たなければなりません。

ASP

ASPとはApplication Service Provider (アプリケーション サービス プロバイダー)の略で、事業会社にECサイトに必要な機能をレンタルするかたちで使用できます。

初期費用・月額費用ともに安く、そして何より導入までのスピードはピカイチ。カスタマイズに制約はありますが、そのぶんサポート体制が厚いのがメリットです。

ASPで代表的なのが、リピスト、たまごカート、カラーミーショップ、FC2ショップカートなど。

フルスクラッチ

フルスクラッチとは、0からECサイトを開発する方法です。

仕様や機能まで全て自分でカスタマイズできるので、自由度は高いと言えます。

しかし、膨大な費用と時間がかかってしまうので、個人でECサイトを始めたいという方にはおすすめできません。

ECサイトの運営業務は多岐にわたる

ここまでECサイトについて基本的な知識をご紹介してきました。
では、実際にECサイトを運営する際、どのような運営業務が発生するのでしょうか?
代表的な運営業務を4つ見ていきましょう。

1.商品管理

1つ目は「商品管理」業務です。
ECサイトを運営するには、販売する商品がなくては始まりません。
商品管理では、仕入れ、在庫管理、商品データの管理といった商品に関わる全般の業務を行います。

例えば、商品管理が上手くできていないと、在庫を大量に抱えてしまうリスクが発生してしまいます。反対に、注文が来たのに在庫が足りないようでは、せっかくのビジネスチャンスを逃してしまうことになるでしょう。
過不足ない在庫状態をキープして、円滑なサイト運営に繋げるのが商品管理業務のポイントです。

2.サイト管理

運営するECサイトの管理や運営を行うのが「サイト管理」です。
販売する商品の登録や、最新情報の更新、新しいコンテンツの追加などを通して、より魅力的なサイト作りを目指します。
また、サイト管理ではユーザーのアクセス解析や、SEO対策など、サイトの集客に繋がるマーケティング業務も行います。

3.サポート業務

ECサイトへの問い合わせや、相談・クレームなどに対応するのが「サポート業務」です。
とくに相談やクレームへの対応は、お客様の心証を害することもあるため、万全の体制を整えておきたいところ。専門性の高い商品を扱うなら、商品の知識に長けた人材を配置するなどしておきましょう。

また、自社だけでサポート業務へ対応できない場合は、専門のサービス会社に外注するのも方法の1つです。

4.売上管理

ECサイトの売り上げ全般を管理する業務が「売上管理」です。
売上管理では入金や販売情報の管理などを行いますが、ここで蓄積されるデータは今後の販売戦略を考える貴重なデータとなります。

そのため、詳細な情報をきちんと管理する体制を用意しておきましょう。

ECサイトで扱う商材選び

ECサイトでは、取り扱う商材選びにもポイントがあります。
具体的にどんな商材が「ECサイト向け」なのでしょうか?

定期購入に繋がりやすい

定期購入に繋がりやすいものを選ぶことは商材選びの最初のポイントです。
同じ商品を何度も購入するのは、意外と面倒なもの。そこでECサイトなら便利な定期購入を利用できることをアピールして、購入へと繋げます。
例えば、定期的に購入する必要がある消耗品(トイレットペーパー・洗剤など)は、定期購入向けの商材と呼べるでしょう。

また、化粧品などでも基礎化粧品などは定期的に購入を検討する商材です。こうした商品をメインに、セット販売などを狙ってみるのも戦略の1つです。

持ち運びに不便な重い商品

商品が重く持ち運びに不便なものもECサイト向けの商材です。
子育て中の世代や、女性、高齢者などは重い荷物の購入にストレスを感じています。その不便さに先回りして、自宅まで直接届けてくれるECの利便性をアピールしてみましょう。
具体的には飲料水やお米などが例にあげられます。

希少性が高い商品

「通販限定!」「ここでしか買えない!」といった希少性が高い商品も、ECサイト向けの商材です。例えば、本来はご当地でしか手に入らない限定商品を取り扱えば、ユーザーからは好評を得られるでしょう。

また、あえて通販だけの販売に留めることで、限定感を高めるのも方法の1つです。もちろん取り扱う商品はオリジナル商品を用意するようにしましょう。

ECサイトの集客方法

集客は、ECサイトの運営においてとくに重要なポイントです。
ここではECサイトの集客方法について見ていきましょう。

SEO対策

ネットがフィールドとなるECサイトの集客では、やはりSEO対策(検索エンジン最適化)が欠かせません。

以前までのSEO対策では、大量の関連キーワードやコンテンツを追加するといった「物量作戦」が主流でした。しかし近年はGoogleによるアルゴリズムの更新により、こうしたアプローチは検索上位から除外されてしまいます。
効果的なSEO対策に取り組むなら、ユーザーにとって役に立つ「質の高い」コンテンツを作り続けることに注力しましょう。

リスティング広告

検索エンジンでキーワードを入力すると表示されるリスティング広告も、ECサイトでは一般的な集客方法の1つです。
検索したキーワードと関連性の高い広告が表示されることから、ユーザーのモチベーションが高いといった特徴があげられます。

SNS

SNSを使った集客も、近年では注目度が高まっています。
SNSは拡散度が高く、自社アカウントを使って運用を行えば、広告費を安く抑えることもできます。

また、ユーザーとの距離感が近いことから、商品やブランドのファンを育てやすい点も特徴の1つでしょう。

ECサイトは立ち上げ後の運営が重要

EC業界の急成長により、ECサイトの数も年々増えてきています。また、ECサイトを作成・運営するのも今では個人で簡単にできる時代。Web業界の知識や経験もない個人が、年商1億円のECサイトを作ることもけっして夢物語ではありません。

ECサイトを始めるなら、まずは単品通販サイトがおすすめです。

ASPなどを利用すればサイト構築費用は安価におさえることができますし、商品の仕入れや管理も自宅の空きスペースでできてしまうほど。少ないリスクで始めることができるので、新しくECサイトを始めてみたいという方におすすめです。

月額0円から運営できるネットショップはリピスト

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