売れるECサイトにはどんな機能が必要か?

ECサイトの新規立ち上げやリニューアルを検討しているなら、サイト内にどのような機能が必要かじっくり検討してみましょう。

売れるECサイトには顧客の利便性を重視した機能が用意されており、ストレスのない購入体験が提供されています。こうした機能は顧客の購入満足度を高めることができるため、リピーターの獲得にも効果を発揮します。

そこで今回は、売れるECサイトにはどんな機能が必要なのか、具体的な機能について解説します。

売れるECは顧客を意識した機能を導入している

売れるECサイトと聞くと、集客施策や広告施策に積極的に取り組んでいるイメージがあります。もちろんこうした施策は重要なのですが、実際に商品を購入してもらうのはサイトを訪れてから。つまり、集客“してから”が売れる・売れないの分かれ道といえます。

では、売れるECサイトが実際にどのような機能を導入しているか見てみると、共通するのは「顧客を意識した機能を導入している」という点です。フォームの入力の手間をスキップできる機能や、商品検索をスムーズにおこなえる機能。商品に関する悩みや不安をすぐに解決できる機能など、ユーザーがストレスなく便利に購入できる機能が売れるECには必ず用意されています。

では、より具体的にどのような機能が利用されているのか見ていきましょう。

1.LP一体型フォーム

1つ目は、LP一体型フォームです。

ECサイトではLP(ランディングページ)を活用して商品やサービスをPRする施策が一般的です。しかし、いざ商品を購入する段階で、入力フォームが別のページに用意されているとユーザーが煩わしさを感じ、ページから離脱してしまう恐れがあります。

そこで可能な限り入力するステップを簡略化し、ユーザーを離脱させずに購入まで導くのが、LP一体型フォームです。LP内で入力フォームを一体にすることで、別のページに移動させることなくスムーズな購入体験を提供できます。

ビズ服

メンズ服のレンタルサブスクを提供するビズ服では、LP一体型入力フォームを導入することでCVRの改善に成功しました。ユーザー目線に立って、できる限りシンプルで入力の手間がかからない機能を求めていた同社は、LP一体型入力フォームを導入することで最短3ステップでの購入を実現しました。

2.ハンバーガーメニュー

2つ目は、ハンバーガーメニューです。

ハンバーガーメニューとは、スマホやタブレットの画面に表示される横3本線の表示形式です。横線3本のアイコンデザイン「≡」がハンバーガーに似ていることからこう呼ばれています。

ハンバーガーメニューのメリットは、スマホやタブレットといった表示画面が小さい端末でも、すっきりとしたデザインを実現できるということ。わざわざページトップまでスクロールしてメニューを探す手間がかからず、ユーザーにとって利便性が高い機能です。

Googleがモバイルサイトでの使いやすさを評価基準に据えた「モバイルファーストインデックス」以降、ECではモバイル対応が重視されています。モバイルサイトの構築やレスポンシブデザインの採用を検討する際は、ユーザーの利便性向上を見据えてハンバーガーメニューの機能を導入してみましょう。

3.レコメンド機能

おすすめの商品を紹介するレコメンド機能も、売れるECには定番の機能といえます。

ユーザーの検索・購入履歴をもとにおすすめの商品を紹介する機能で、AI技術の発展によりその精度は年々向上し続けています。

オンワード

人気アパレルサイトを運営する株式会社オンワードでは、ECサイトのリプレイスにあたり、徹底したパーソナライズ化に取り組みました。あくまでも顧客起点でのサイト設計の導入を目指し、高精度のレコメンド機能を導入しています。

年々ECの競争が過熱化するなか、原点に立ち返って顧客目線での機能を導入する動きが大手企業でも活発化しています。レコメンド機能の導入は、こうした動きの1つで、売れるECを目指す上での強い味方となってくれるでしょう。

4.チャットボット

チャットボットも、ユーザーの利便性向上を意識した機能といえます。

チャットボットではAIやオペレーターがリアルタイムでユーザーからの質問や疑問に回答。スムーズな購入体験を実現できるだけでなく、顧客満足度の向上や関係性の構築にも効果を発揮します。

バルクオム

メンズスキンケアブランドのバルクオムでは、チャット機能を導入しユーザーの要望や悩みをヒアリングしたことで、CPAを257%改善しました。また、チャットから得られた生の声やデータを元に施策を実行し、40%のCVR改善に成功しています。

5.絞り込み検索

最後にご紹介するのが、絞り込み検索です。

商品点数が多いECサイトでは、検索機能の充実度が購入体験に直結します。サイズやカラー、特徴や価格など、さまざまな条件から絞り込みを行うことができれば、ユーザーを迷子にさせることなく欲しい商品まで誘導することができます。

まとめ

売れるECサイトでは、サイトへの集客施策だけでなく、サイトそのものの利便性に注目した機能が多数用意されています。

集客はあくまでも施策の第一段階で、目的はサイトでの商品購入です。商品を購入してもらうためには、ユーザーがストレスを感じることなく商品を購入できる機能が必要で、LP一体型フォームやチャットボットなどが挙げられます。

EC市場は年々競争が過熱化しており、ユーザー1人ひとりに最適化されたサービスを提供するパーソナライズ化が不可欠となっています。売れるECに必要な機能を検討する場合は、パーソナライズ化を念頭に置きつつ、ユーザー目線で機能を選んでいきましょう。

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