ECサイト運営にかかる固定費・変動費の内訳

ECサイトの運営に取り組みたいけど、固定費や変動費といった費用にはどのような項目があるのか、いま一つイメージできない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はEC運営に発生する費用に関して、固定費と変動費に分けて詳しくご紹介します。固定費を抑えるためのポイントについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

ECサイト運営の費用の内訳

EC事業ではサイトを運営するためにさまざまな費用が発生します。どのビジネスでもそうですが、費用を可能な限り抑え、利益率を高めることが事業の成長には欠かせないといえます。

まずは、具体的にECサイトの運営にはどのような費用が発生するのか、固定費と変動費に分けて見ていきましょう。

【固定費】

  • 人件費
  • 管理費(賃貸料・水道光熱費等)
  • 広告宣伝量
  • 販売促進費
  • システム利用料

 

まず、ECサイトの固定費として人件費が発生します。また、ECサイトはネットを主体とした販売手法とはいえ、業務を行うための事務所や商品を保管するための倉庫は必要です。建物の賃料や使用する水道光熱費なども固定費に含まれます。

広告宣伝費と販売促進費は似たような項目ですが、広告宣伝費が不特定多数のユーザーに対して商品やブランドを宣伝するための費用なのに対して、販売促進費は試供品や無料サンプル、同梱物の制作といった直接的な販促に繋がる費用を指します。ECでは実店舗を持たないため、こうした施策が売上アップに欠かせず、固定費としても大きなウェイトを占めてきます。

最後に、サイトを運営するためのシステム利用料やサーバー代、サービス利用料も固定費に含まれます。

【変動費】

  • 決済手数料
  • モール手数料
  • 広告・アフィリエイト費用
  • 物流費用

 

ECの特徴として、変動費が多く発生するビジネスモデルという点が挙げられます。商品を購入するごとに決済手数料や、モールに出店しているならモール手数料が発生するでしょう。

また、アフィリエイト広告の成果報酬やWeb広告のクリック数に応じた費用も変動費に該当します。それ以外にも、商品の注文がある度にピッキングや梱包、輸送といった物流費用が発生するのもECサイトの特徴です。

ECサイトで固定費を減らすポイントは?

cost down

EC運営には固定費と変動費、それぞれ費用が発生するとご紹介しましたが、変動費は手数料が安いサービスを選ぶといった方法でしか費用を抑えることができません。そこでサイトの利益率を上げるためには、いかに固定費を抑えるかが重要となってきます。

では具体的に固定費を抑えるための方法を見ていきましょう。

1.システムやサービスを見直す

固定費の中でもシステム利用料は、費用を見直しやすい項目といえます。現在よりも安価なサービスやシステム、サーバーなどに乗り換えれば月々の支払いを抑えることができます。

また、パッケージ型のサービスでなくクラウド型のサービスであれば、管理費や利用料を抑えられるだけでなく、作業効率を高め生産性を向上させる点からも効果的です。無駄のないサイト運営が実現できれば、それだけ費用を抑えることができるでしょう。

2.コンテンツ制作を外注する

広告宣伝費や販売促進費を抑えるために、コンテンツの制作を外部に委託する方法も一案です。自社で取り組むよりも費用を抑えられるケースも多く、専門のクリエイターに委託することでコンテンツの質を向上させる効果も得られます。

すでに外注している場合でも、費用を抑えられる別の委託先はないか検討してみるとよいでしょう。

3.販促施策を見直す

ECでの販促活動では、Web広告の掲載やDMの送付などある程度コストがかかる方法が採用されます。こうした手法は即効性はありますが、固定費を抑えることを目指すなら、違った手法を採用するのも一案です。

例えば、SEO施策に取り組む方法やSNSマーケティングに注力するといった方法が挙げられます。いずれの施策も即効性という意味では弱いものの、コンテンツを蓄積してストックしていけば、長いスパンで販促・広告効果が得られます。費用も自社で取り組めば安く抑えられ、将来的にはWeb広告等の固定費を大幅に削ることができるでしょう。

また、こうした手法を通してユーザーとの関係性を深めることができれば、ブランドや商品のファン化を促しリピーターの獲得にも繋がります。中長期的な視点で取り組むことで、後々のリターンを得やすい取り組みと呼べるでしょう。

まとめ

今回はECサイトの運営にかかる費用について、固定費と変動費に分けて詳しくご紹介しました。ECではビジネスの特徴から変動費が多く発生します。この部分の費用を抑えるのはなかなか難しく、利益率を高めるには固定費をいかに安くするのかが重要です。

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