D2Cブランドと一般的なブランドの売り方の違い

D2Cブランドと一般的なブランドの売り方の違い

ビジネストレンドとして頻繁に耳にするD2Cブランド。従来のECブランドとは違ったアプローチが採用されていることは知っていても、具体的にどこが違うのかよく分からないという方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、D2Cブランドと一般的なブランドの売り方の違いについて解説します。

売り方の違いは3つ!D2Cと一般的なブランド

electoronic commerce
そもそも、D2Cのビジネスモデルとはどのような仕組みなのでしょうか?

D2CはDirect to Consumerの略で、ECを使ったビジネスモデルの1つです。大きなポイントは、自社でビジネスに関連するすべてをまかなうということ。D2Cでは商品の企画・開発から販売、広告、流通、アフターサービスに至るまですべてを自社で担います。

仲介業者をスキップすることで、流通コストを抑え利益率を高めることが可能。また、広告代理店も利用しないため、自社のメッセージやブランドイメージを直接ユーザーに届けることができます。販売メーカーの枠に留まらずメディア企業としての役割も担うのがD2Cの大きな特徴です。

では、より具体的に一般的なブランドとの売り方に違いについて見ていきましょう。

1.世界観を軸にマーケティングを進める

1つ目の違いは、世界観を軸にマーケティングを進めるということ。

D2Cでは世界観というキーワードが取り上げられますが、これはブランドのコンセプトやビジョンといった項目のこと指します。D2Cはまずユーザーが興味関心を持ち、共感してくれる世界観を構築します。その世界観を実現し、ユーザーへ価値を提供するための商品を開発・販売します。

そのため、D2Cでは自社の世界観と相容れない戦略は採用しません。ブランドとしてのストーリー性を重視し、1本の映画を制作するようにビジネスを立ち上げていきます。

一方、一般的なブランドではこの順序が逆で、まず販売する商品の存在ありき。そこから想起されるブランドイメージを導き出し、マーケティングに反映していきます。

この順序の違いはD2Cと一般的なブランドの売り方の大きな違いで、ビジネスモデルそのものの違いともいえるでしょう。

2.ユーザーと直接コミュニケーションを取る

2つ目の違いは、ユーザーとのコミュニケーションの違いです。

D2CではSNSやオウンドメディアといったユーザーと直接コミュニケーションを取れるツールを活用します。一般的なブランドのようなマスマーケティングや不特定多数を狙ったWeb広告などは優先順位を低くしています。

これは、D2Cがブランドへの共感を誘い「ファン」を生み出すことに重きを置いているためで、時間はかかっても1人ひとりのユーザーと密接な関係を築くことを目指します。

近年では一般的なブランドでもこうしたファンマーケティングは採用されていますが、D2Cでは戦略の基本軸に直接的なコミュニケーションを掲げている点が重要なポイントでしょう。

3.顧客データを自社が独占する

3つ目は、顧客データを自社が独占するということ。

ビッグデータを用いたマーケティングは、現代ビジネスでは当たり前の戦略といえます。しかしこのデータを収集しているのは大手のプラットフォーム企業。つまりこうした企業を利用している以上、顧客データや販売データはプラットフォーム側でも利用できる状況にあります。

一方D2Cブランドでは、商品の開発から販売までをすべて自社で担うため、得られるデータはすべて自社で独占できることになります。オリジナリティの高い施策の立案や、よりセグメントを細かく区切ったデータ収集など、従来のデータ活用よりも自由度は格段に高まるでしょう。また、データをリアルタイムで把握できるため、ユーザーのニーズや反応にスピード感を持って対応できる点も強みの1つです。

まとめ

今回は、D2Cブランドと一般的なブランドの売り方の違いについて解説しました。

D2Cは従来の販売メーカーの枠に留まらず、メーカーがメディア企業としての役割も担い、販売に関わるすべての役割を担う点に特徴があります。一般的なブランドでは製造、販売、広告といった業務をそれぞれの代理店に委託するケースが多いですが、D2Cはすべてを自社で担うことでスピーディーかつ最適化されたブランド運営が実現できます。

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