D2Cブランドが陥りやすい失敗とは?

D2Cブランドが陥りやすい失敗とは?

右肩上がりで市場が成長しているD2Cブランド。次々と成功事例が耳に届く一方で、失敗事例も散見されるようになりました。どうしてD2Cブランドで失敗してしまうのでしょうか?

そこで今回は、D2Cが陥りやすい失敗例について解説します。これから事業を起こす方はもちろん、現在運営している方もぜひ参考にしてください。

D2Cブランドが陥りがちな3つの失敗例

デジタルD2C市場規模推計と予測
2020年、D2Cブランドの市場規模は2兆2,200億円に達すると見られています。この数字は右肩上がりで推移しており、2025年には3兆円規模へ成長すると予想されます。業界として好調を維持していますが、一方で事業が上手く軌道に乗らず失敗してしまった例も少なくありません。

では、D2Cブランドが失敗してしまう理由について、陥りやすい3つの例を挙げて解説しましょう。

参考サイト:『デジタルD2C市場は2025年に3兆円規模へ』

1.D2Cのブームに乗ってしまった

1つ目は、しっかりとしたビジョンや世界観もない状態で、D2C市場のブームに乗っかってしまうケースです。

D2Cのビジネスモデルは、小規模の事業者でも参入しやすくスタートアップから急成長を遂げる事例も多くみられます。確かに、自社で販売する商品とECのプラットフォームさえあればD2Cをスタートできます。しかしそれでは、従来のECと違いがありません。

D2Cがこれだけユーザーから支持されたのは、質の高い商品と練り上げられた世界観がユーザーの心に刺さったからです。ブームに乗って、平凡な商品や共感を呼ばないありきたりな世界観だけで勝負しては、失敗するのは当然でしょう。D2Cに取り組むなら、ビジネスモデルの強みや特徴を把握し、他社と差別化できる質の高い商品、じっくりと練り上げたビジョンやコンセプトをもとに事業に乗り出してみましょう。

2.客観的な経営ができていない

2つ目は、第三者の目線で客観的な経営ができていないケースです。

D2Cではしっかりとした世界観を構築することが重要ですが、自社で定めたビジョンやコンセプトに「酔ってしまい」市場のニーズと乖離しているケースも少なくありません。ビジネスはあくまでもユーザーのニーズがあり、そこに解決策を提供できることが基本です。

確固たる世界観のもとD2Cビジネスに乗り出すのは大切ですが、自分達の掲げるものが本当にユーザーに刺さるのか、冷静に判断しておく必要があります。可能であれば、ECや事業展開のノウハウに長けた第三者に一度判断してもらうと、失敗の確率を下げることができるでしょう。

3.実店舗の拡大で失敗してしまう

3つ目は、実店舗の拡大や運営で失敗してしまうケースです。

D2Cはオンラインですべてが完結するビジネスモデルです。基本的には実店舗を設けることなく運営しますが、事業の拡大にあわせて実店舗をオープンするケースも少なくありません。しかし、あくまでも実店舗の役割はブランドや商品との接点を作り、深めていく場です。

これが実店舗での販売に軸足を置いてしまうと、人件費やテナント費用が膨らんでしまい経営を圧迫してしまいます。実際海外では、大手流通企業とD2Cブランドが提携したことで、かえって経営が悪化しブランド価値が下がってしまうケースも見られます。

一方、実店舗をあくまでも広告の場と認識し展開するのであれば広告効果が期待できます。アメリカのD2Cブランドの例では、あえて店舗スタッフに販売ロイヤリティを設定せず、固定給で雇用することで「押し売り」をしない仕組みを作りました。スタッフはブランドのPRや世界観の共有を重視することをしっかり教育されているため、実店舗を上手に活用している事例と呼べるでしょう。

まとめ

今回は、D2Cブランドが陥りやすい失敗について、3つの例を挙げて解説しました。

D2Cビジネスは、従来までのECビジネスとは違うアプローチや運営ノウハウが必要です。世界観をしっかりと構築し、商品と紐づけることでファンや売上を増やすには、腰を据えた運営が欠かせません。これからD2Cに参入するなら、今回ご紹介した失敗例を参考にして念入りに準備を進めていきましょう。

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