今注目を集めるO2Oの市場規模ってどれくらい?

オンライン上のユーザーを、オフラインである実店舗へ誘導するためのO2O(オーツーオー)施策。

近年よく耳にする言葉ですが、その市場規模はどれくらいなのでしょうか?

今回は、O2Oの市場規模について、最新のデータを元に考察していきます。現在の規模や今後の予測について、詳しく見ていきましょう。

O2Oとは?

O2O(オーツーオー)とは、Online to Offlineの略称のことを言います。

Webサイトやアプリといったオンライン上のユーザーを、オフラインである実店舗に誘導するためのマーケティング手法で、大手企業はもちろん中小企業でも導入が進むトレンド的な施策と呼べます。

自社サイトやアプリ、SNSを通じて発行されるオンラインクーポンや、GPSなどの位置情報データを利用したプッシュ通知。実店舗を訪れる度に加算される来店ポイントなど、デジタル技術を活用したさまざまな取り組みが挙げられます。

O2Oの市場規模は?

では、注目を集めるO2Oの市場規模はどれくらいなのでしょうか?

株式会社サイバーエージェントが2019年に行った調査によると、2018年のO2Oの市場規模は205億円に到達しました。これは、前年(2017年)の60億円と比較すると約3.4倍の数字で、O2O市場が大きく拡大していることが窺えます。

2024年には2,586億円に達すると予測

また、同調査ではO2O市場の今後の予測についても触れられています。これによると、2019年の市場規模は405億円に達し、その後も市場は右肩上がりで拡大。2024年には2,586億円に到達するという予測を発表しています。

これは2018年の市場規模と比べ約12.6倍の数字で、今後もデジタル技術の発展や5Gの導入などにより飛躍的な成長を遂げることが予想されています。

なぜO2O市場は成長を続けるのか?

まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで成長を続けるO2O市場ですが、なぜこれほど規模が拡大を続けるのでしょうか?

理由は大きく3つ挙げられます。

1.デジタル技術の急速な発展

1つ目は、デジタル技術が急速に発展しているということ。

O2O施策を導入する上で、デジタル技術の存在は不可欠なものです。近年はスマートフォンが普及し、ユーザーが手軽にオンラインにアクセスできる環境が整ったことで、こうした技術をマーケティングに反映しやすい状況が生まれたと言えます。

実際O2Oの市場規模が拡大を始めたのは、GPSやWifiが普及し始めた2017年から。企業でもこのタイミングでO2O施策への投資を本格化しており、こうした動きが市場規模の拡大を後押ししていると言えるでしょう。

2.ユーザーの購買ニーズが変化した

2つ目は、ユーザーの購買ニーズが変化してきたということ。

近年ユーザーの購買ニーズは、商品を購入する「モノ」ベースから、購入時にどのような体験ができるかという「コト」ベースへと変化しています。これは「実際に商品を手に取って確認する」「店員と直接コミュニケーションが取れる」といった実店舗の強みを生かしやすい状況と言えます。

そこで企業では、Webサイトやアプリをユーザーとの「接点」と位置づけ、より体験ベースのサービスを提供できる実店舗へ誘導するO2Oを推進。こうした動きが、市場規模の拡大に影響を与えていると言えるでしょう。

3.競合との差別化を図る動きが市場を活性化

3つ目は、競合との差別化を図る動きが市場を活性化しているという理由です。

O2Oを導入する企業の目的には、競合他社との差別化を図りユーザーを獲得したいという狙いがあります。例えば、競合が多くサイトや店舗が乱立している業界では、いかにして自社の個性を発揮してリピートユーザーを獲得するのかが重要です。

O2O施策はこうした他社との差別化を図るには効果的な施策ですが、1社が取り組めば、他社もこぞって導入を進めます。結果として、こうしたユーザーの獲得競争が市場を活性化し、市場規模の拡大に繋がっていると言えるでしょう。

まとめ

今回は、O2Oの市場規模についてご紹介しました。

O2Oの市場規模は、年々右肩上がりで拡大を続けています。とくにここ数年の成長は目覚ましく、2024年には18年と比較して約12.6倍に成長する予測されています。デジタル技術の発展がこうした傾向を後押ししていることは明らかで、実店舗を経営する事業者は今後O2Oの導入を本格的に検討する必要ありそうです。

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