ブランド戦略 その弐 ゲリラ戦略 【ECコンサルタント】
20th 5 月, 2010 - Posted by モバイルEC研究ブログ 編集長 -
戦略2とはゲリラ戦略のことである。
この戦略において重要なことは、
先発企業が作った市場はあえて無視する。そのようなカテゴリーはあたかも存在しないかのごとく振る舞う代わりに、自分が一番手になれるカテゴリーを自ら作り出すことに専念する
というものです。
この一例はビールでおなじみのアサヒ・スーパードライがあります。
ビール市場をそれまで支配しいたキリン・ラガービールをまずは無視し、自分たちが一番手になれる新カテゴリー【ドライ・ビール】を作り、そのマーケティングに専念しました。
その結果、発売開始16年でビール市場全体のリーダーブランドとなっています。
またスターバックスの成功例もそうでしょう。
日本上陸後わずか6年でリーディングブランドになれたのは、それまであったコーヒーショップチェーンのやり方やメニューを完全に無視し、代わりにグルメコーヒーという新カテゴリーにマーケティング投資をフォーカスした結果です。
驚くべきことに彼らはその6年の間広告と呼べるようなものを一切していません。
それでもブランド認知は100%です。
戦略2ゲリラ戦略は、上記の例のように
既存の競争ルールを変えていく作戦
だといえます。
このゲリラ戦略は、消費者はその製品を初めて見たその瞬間から【ブランド】(=独自なもの)として認識することが多いようです。それは【初めてみるカテゴリー】だからといえます。
人間は【初めてみるブランド名】にはたいして興味はいだきませんが、【始めてみるカテゴリー】には大いに興味を示します。
例えばipodという名前には、たいして魅力を感じなかったかもしれませんが、
【デジタル音楽配信システム】というカテゴリーはもっと詳しく知りたいと消費者は感じたのではないでしょうか。
つまりこのゲリラ戦略は
カテゴリーの新規性をもって先発ブランドとの差別化を図ることが重要です。完全に棲み分けてしまい、競争を回避することにより、結果とし競争力を持つことになるのです。
次回からは具体的な手法をお話します。
Posted on: 5 月 20, 2010
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